なぜ,子供の頃のように,仕事に対して夢を見なくなってしまったのだろうか

現在私は,フィールド・スタディーズ発展(発展FS)と呼ばれる講義において,『「働きがい」を創り出す人材になる』というプログラムを,キャリアコンサルタントの小島聖子先生と一緒に担当しています.

その講義の一環で,先日,ある会社で営業本部長として働いている方と,新卒3年目の本学の卒業生の方に,オンラインにて,お話を聞く機会がありました.

そこで印象的だったのが,営業本部長の方が,これまで自らすすめてきた沢山の価値あるプロジェクトの成果とご苦労について話した後に,パワーポイントのスライドいっぱいの「これからやりたいこと」のリストを見せてくださったことです.

お話を聞かせていただいた後に,学生たちと振り返りのディスカッションを行う中で,ある学生が「自分は,やりたいことや夢がなく,内定のためだけに就活やインターンをしていることに気づかされた」と話していました.しかし改めて聞いてみると,この学生にも,小さい頃には自分がなりたい職業があったのです.

小さい頃はなりたい職業があったのに,多くの人は,大人になるにしたがって無くしてしまう.でも,世の中には,何歳になっても膨大な「やりたいこと」を持ち,それらを仕事の中で実現させている,営業本部長のようなの方々がいるのも事実です.

大学教員として,仕事の中で夢を持ちながら働くことのできる人々を増やせるように,少しでも貢献できたらと思った瞬間でした.

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